ご来院の際は、以下の書面を印刷して記載の上、受付にお持ち下さるとスムーズです。

費用について

 医療機関に受診される方は、どの程度の医療費がかかるかご不安な方もおられると思います。
そこで、だいたいどの程度の医療費がかかるのかイメージしやすいように、さまざまな形で当院を受診される際の費用を、ケース別に掲載しています。あくまでテスト・ケースですから、実際の診察・検査などと異なることもありますが、参考として下さい。

・当院は保険診療医療機関です。受診される際は保険証のご持参・ご提示をお願い致します。
・診療費は、施設基準や、スタッフ数などで若干違いがありますが、同程度の規模の医療機関であれば、だいたい同じ金額となります。
・なお、以下の治療費は2021年3月現在の診療報酬に基づいて算定しております。

『新型コロナウィルス感染症
(COVID-19)
のPCR検査・抗原検査について

医師が診察の上で、新型コロナウィルス感染症を疑った場合には、検査に関わる部分の費用については公費負担となります。
それ以外の場合で、特に患者様の希望で検査を行った場合には、PCR検査 20,000円、抗原検査 8,000円の自費負担となります。

外来通院について

Case 1
ケース1

高血圧で約1ヶ月毎に通院しているCさん(3割負担)
6ヶ月に1回血液検査・心電図などを検査しています。

・検査がない月の場合、再診料(診察の際に行われる問診、聴診、血圧・脈拍・SpO2測定、家庭血圧記録のチェックは全て再診料に含まれます)、外来管理加算、特定疾患療養管理料+処方せん料、長期投薬加算がかかります。
このケースの診療費は1,460円です。(*1)
・検査がある月は、採血料・血液検査料・判断料、心電図検査料が加算されます。
このケースの診療費は3,150円です。(*1)
*1:この他に調剤薬局での調剤料・薬剤費がかかります。

Case 2
ケース2

会社健診の胃バリウム検査で慢性胃炎が指摘され、ピロリ菌感染の検査、除菌を希望されて初めて来院されたDさんの場合

この場合、まず胃カメラ(上部消化管内視鏡)にて慢性胃炎を診断し、ピロリ菌の有無を検索することから初めなければなりません。
また胃カメラに先立って感染症の検査を行う必要があります。
・初診日は初診料、採血料・血液検査料・判断料がかかります。診療費は2,450円です。
・胃カメラの検査日は、再診料、上部内視鏡検査料、迅速ウレアーゼ試験検査料・判断料、などがかかります。
また陽性であった場合、除菌薬の処方せん料がかかります。このケースでピロリ菌の除菌が必要であった場合の診療費は5,230円です。(*1)
*1:この他に調剤薬局での調剤料・薬剤費がかかります。

Case 3
ケース3

風邪を引いて発熱・感冒外来に初めて受診したAさん(3割負担)

注)発熱、もしくはなんらかのかぜ症状のある患者様は、予約の上でご来院ください。

診察のみで処方箋を貰った場合、初診料、処方せん料、院内トリアージ実施料がかかります。
このケースの診療費は2,210円です。(*1)
*1:この他に調剤薬局での調剤料・薬剤費がかかります。

Case 4
ケース4

急な高熱で、ナイター外来の発熱・感冒外来に初めて受診したBさん(3割負担)

注)発熱、もしくはなんらかのかぜ症状のある患者様は、予約の上でご来院ください。

夜間は少し診療費が高くなります。(初診料または再診料のいずれも+50点=150円)
またインフルエンザの検査が行われたとすると、初診料(早朝・夜間)、院内トリアージ実施料、インフルエンザの検査料・判断料、処方せん料がかかります。 このケースの診療費は3,310円です。(*1)
*1:この他に調剤薬局での調剤料・薬剤費がかかります。

往診の場合

Case 5
ケース5

急な高熱で動けなくなり、14時に往診し、初診したEさん(3割負担)

注)発熱、もしくはなんらかのかぜ症状のある患者様は、往診ご依頼の際に必ずお知らせ下さい。

往診し診察した上で投薬した場合、初診料+往診料+処方せん料、院内トリアージ実施料がかかります。
このケースでの診療費は4,620円です。(*1)
*1:この他に調剤薬局での調剤料・薬剤費がかかります。

訪問診療の場合

Case 6
ケース6

高齢で膝が悪くなり、通院が困難のため訪問診療を行っているGさん(1割負担)

・ 訪問診療では基本的に月2回以上の診察を致します。状態が安定している場合、特に検査などがない場合の1ヶ月の診療費は、往診料×2+在宅時医学総合管理料がかかります。このケースでの診療費は1ヶ月6,280円です。
・ 血液検査、心電図検査などを行った時には、各々の検査料・判断料が追加されます。この費用は外来で行われるものと同様です。